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宿はいつもお世話になるケーナインヒルズさん。


いつものタオル地でできたオリジナルロゴが入ったスリッパが切れてしまい、慌てて買ってきたというスリッパを出してくれました。

ダンナは大きいからと一人だけ違うスリッパまで用意してくれた(笑)

「このスリッパも持って帰ってね。百均で買ってきたスリッパだから遠慮しないでね〜」

って、なち子さん正直すぎ((*≧m≦)



部屋はダンナ弟夫婦とダンナ母は和洋室、我が家は隣の和室です。
(エアコンの温度差の都合で我が家だけ別ね/笑)



もちろんジュンマイも一緒に来てますよ。(^^)v



夕飯までまだ時間があったので、それぞれの部屋でまったり。

私以外はみんなお風呂に入ったようです。





今回、最初は我が家とダンナ母の3人+ユニの予定だったので食事付きで予約していたのですが、

後からダンナ弟一家にも声をかけたところ、

姪っ子Nちゃんは合宿免許を取りに行く期間だということでダンナ弟夫婦だけ一緒に行くことになり、

ケーナインヒルズさんに無理言って5人2部屋で宿泊させていただいたので素泊まりなのです。



ケーナインヒルズのオーナーさんは視覚障害があるため、

食事はオーナーの奥さんであるなち子さんが1人で配膳・調理・片付けをやっている上に本人曰く「料理嫌い」だそうで、

1日最大8人までの受け入れ態勢。

「10人は無理無理無理無理!」って言うほどなので、

6部屋あるうち、きっと全部屋は埋まっていないだろうと思って聞いてみたところやはり部屋は空きがあるそうで、

「素泊まりならいいですよ〜!」と言っていただけたのでお言葉に甘えました。






説明が長くなりましたが、

そういうわけで食事が付いていないので、自力でなんとかしなくてはならず、

ダンナがネットで調べて、1日目の夕飯はあらかじめ日本料理屋さんを予約しておいてくれました。



猪苗代で夜食事ができるという場所があまりなく、

考えてみると、探せばあるんだろうけどいつも通る道沿いにはファミレスすら見たことがありません。
(後から思い出したけどインター近くにデニーズがあった)


そんな中で見つけたお店だったのでちょっと不安だったんです。


でも評価サイトを見ると、料理も良くて板長さんも気さくな方という書き込み。



不安半分、期待半分で来店したお店は、猪苗代駅前にある 日本料理 『喜春』



通された席は個室になっていました。



ひとりひとりの席に置かれていた本日のお料理内容。



まずは乾杯

ドライバーのダンナはノンアルコールビール、ダンナ母は温かいお茶、それ以外はエビスビールで。



かんぱ〜い




テーブルにセットされていたお料理



先付
(手前右)

小松菜・会津産生きくらげ・あさりの十念和え
上に乗っているのはズワイガニ

十念味噌で和えられたやわらかい感じの味付けでとても美味しい。

十念って何だろう?って思って調べたらエゴマのことらしいです。

そういえば数年前にエゴマドレッシングを買って帰ったことがあるけど会津はエゴマが特産なのかな?



夕顔のスープ煮
やわらかく煮た夕顔(かんぴょう)に地元産トマト・枝豆が添えられていて、上から刻んだモロヘイヤがかけられています。

さっぱりとして夏らしい一品。



冷し鉢
(奥右)

旬菜彩々
素麺かぼちゃ・さつまいも・アスパラガス・とうもろこし・温泉玉子・タコのやわらか煮

タコが本当にやわらかく煮てありました。



さば棒寿司
さばが肉厚。

青魚がやや苦手な私でも美味しく食べられました。



煮物椀

会津のこづゆ
会津の冠婚葬祭には欠かせないと言われる『こづゆ』

貝柱でとった出汁に、マメ麸・姫竹・ごぼう・しいたけ・人参・白竹・里芋が入っています。

とてもお上品な感じでお祝い膳に合いそう。



ここでダンナ弟が日本酒を注文。

香りを楽しんでもらうためにと赤ワイングラスに注がれてきました。


みんなで香りを楽しみましたが爽やかでフルーティな香りがしました。



私はいきなりビールを飲んだもんだからちょっと回ってしまい、さらに大量に汗も出てきたので烏龍茶に切り替え。




お造り

桜さし
会津産の馬刺しです。

左からロース・ハツ・レバー。

実は初レバ刺しな私。

牛のレバ刺しが食べられなくなってしまった今、馬のレバ刺しは貴重なんだそうです。

毎日入るわけではないとか。

レバーがコリコリしてるのは牛のレバ刺しもそうなのかな?

甘くてレバーの香りがして美味しかった〜

私の想像ではハツがコリコリした食感なのかと思ったけど、ハツはロースに近い感じでした。

にんにく辛子味噌を醤油に溶いて、それを付けて食べるのが会津流。

そういえばケーナインヒルズで出る馬刺しにもにんにく辛子味噌が付いてきます。



焼物

鮭の味噌漬け炙り
とても香りのいい味噌で、甘さと塩加減が絶妙な味噌漬け。

鮭の身もふんわりしています。


鮭の後ろ側にあるのは、会津地鶏の卵を使用し鰹でとった出汁を使っただし巻き玉子。

ランチではこのだし巻き玉子を目当てに食べに来るお客さんもいるそうです。

甘さ控えめで卵の味が濃かった。


手前の豆は花豆の甘露煮。

花嫁ささげと言って縁起良く紅白で煮てあります。

花豆は標高800m以上の場所でしか取れないそうで、裏磐梯特産の豆を使用。

長野も花豆は特産で、ここでも長野との共通点がありました。



食事

お蕎麦
信州産の夏そばの新蕎麦だそうです。

もちろん手打ちの十割そば。

普通のお蕎麦より歯ごたえもあります。


左が鰹だし(だし巻き玉子と同じ出汁)、右がそばつゆ。

出汁に好みの量だけそばつゆを入れていただきます。

つゆに蕎麦の先だけ軽くつける人はそばつゆ多めで、蕎麦をたっぷりつゆにつける人はそばつゆ少なめで。

薬味に大根おろしも付いていて、ちょっと高遠そば風。


新そばだけにお蕎麦の香りが強くてとても美味しいお蕎麦でした。

お腹いっぱいでそれまで食べきれないものをダンナやダンナ弟にあげていたのに、

「お蕎麦はもっとおかわりが欲しいぐらい」とダンナ母(笑)



そばつゆも美味しくておかわりしました。



甘味

バニラアイスクリーム



喜春さん、板長さんも気さくで料理の説明も細かくしてくれて、

さらにお料理を運んできてくれる若い女性も丁寧で、一品一品しっかりと説明してくれて感じのいい人。

帰りに知ったのですがこの女性、板長さんの娘さんとのことでした。


大満足のお店でした


宿泊に来たら普通は宿で夕食が出るのでなかなか行く機会はないと思いますがオススメのお店です。

また機会があったら是非行きたいです。


人気のお店らしく、飛び入りで来たお客さんは満席で入れませんでした。
行く時は予約して行ったほうがいいみたいです。



チェックインの時に「朝食用意しましょうか?」ってなち子さんが言ってくれたんだけど、

なち子さんの負担になっては悪いと思いお断りしたので、

帰りにスーパーで明日の朝ごはんを買って宿に戻り、ダンナ母たちのお部屋へ。

ダンナ母が田舎のお友達から送られてきたスイカを持ってきたのでそれを切って食べました。



スイカを切っている段階からユニもそわそわ。



ユニに甘いダンナ母がしっかりユニの分も切ってくれましたよ。

とても5人で食べきれる量ではないので、明日なちこさんにおすそ分け予定。
ユニに食べさせればあっという間になくなるけどね(^_^;)



まったりしてたらヘンなオジサンに逆立ちさせられて困ってたよ((*≧m≦)






部屋に戻ったら即寝のユニ。

そんなに今日は運動してないんだけどな(^_^;)


今回、羽アリくらいの小さな虫が部屋にたくさんいました。

今までこんなことなかったのに。

別に刺したりする虫ではなく無害なんだけど、ダンナが持ってきたMy蚊取り線香を焚いて寝ました。




 



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